1969年12月リリースの7thシングル、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの代表曲であり彼らに3つある全米№1ヒットの内の2つ目"サンキュー"です。スラップ奏法の名人LARRY GRAHAMのベースとSTONE兄弟の16ビートカッティングギターに男女混成ヴォーカルが乗る、'70年代の幕開けを飾ったファンクの名曲。サブタイトルは"for lettin' me be myself again"の言葉遊びとか。内容は神と自己肯定への感謝らしいですが、あらゆる人々や物事への感謝、そして特に今年はスライ・ストーンことSYLVESTER STEWART氏への感謝も込めて"素晴らしい音楽をありがとう"。
④ASIA - THE SMILE HAS LEFT YOUR EVES ベタですよね このベタさがたまらん 職人集団が作り出した究極の大衆サウンド 産業ロックを声高に非難するラジオDJとその信者 その言葉を生み出した人物が資本主義の波に飲み込まれる姿は滑稽でした ワタクシにとっての産業ロックは売れるための音楽に非ず 時代にすり寄り方向性を変えまくる金満バンドである 今のMETALLICAなど顕著だろう このバンドサウンドはホンマモンです 売れる音楽を作るなんて難行ですからね 名前に乗っかる方がよっぽど楽
⑥ALL FOR METAL - Run 迫力のあるステージとバックステージを巧みに映し出すPV その両面を見せてくれたPVが面白い 曲もノリノリで男臭いがキャッチーなメロディが駆け抜ける グロウル一歩手前と清々しい歌声と対比が面白い ギターチームは並 あとベースの音が聞こえん ドラムも単調だったりと迫力不足な面もあるのだが 二人のシンガーを際立たせる演出なんだろう
⑦Fergie Frederiksen - Last Battle of My War ドラマティックですよね フレギーが歌う事で深みが増します 良く練り込まれた楽曲 玄人好みの演出がこれまたイイですよね
⑧GRAND SLAM - SILENT NIGHT このバンドのお得意の哀愁とキャッチーなメロディ この甘酸っぱさと青春ロックがうまいこと融合している ドラムは本間大嗣がヘルプ その効果もあり演奏は今まで以上に締まっているが シンプルなプレイで大人しめ そういうオーダーだったのだろう こういう曲を上手く歌うシンガーって日本には中々いないんだよなぁ マーシーだとコッテリしちゃうんだけど聴いてみたいなぁ